- Post: myspace
- Date:2004/09/02 (Thu)
- Modify:2009/05/02 (Sat)
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8月30日深夜から31日未明にかけて日本列島を襲った台風16号、幸いにも香川県は雨、風とも甚大な被害を及ぼすまでには至りませんでした。しかし満潮、大潮、そして台風による海面上昇という自然がもたらす非情なタイミングにより高松では観測史上初といわれる高潮が発生しました。消防団員である私は30日夕方、警報が出た後、午前4時まで屯所に待機し、無線から次々と流れる出動要請を聞きながら惨事をテレビで確認していました。幸い私の所属する近辺に目立った災害はなく眠いながらも一安心し、帰途へ就きました。翌日の新聞を見ると死者をはじめ、燦々たる状況が改めて確認できました。自衛隊や、レスキューが懸命な復興作業を延々と進めていました。一刻も早い被災地の復興を祈っていたのですが今日、高松市全域の消防団に応援の要請がありました。あまりにも急で私が現地に駆けつけたのは夕方でした。数十台の消防車と数百人の消防団員、市の局員が泥まみれになり必死の復興作業を進めていました。消防団員は限りなくボランティアに近くそれぞれ仕事を持っている人達がそれをほっといていきなりの召集にもかかわらず必死に作業をしている姿にも心打たれたのですが、何よりも報道媒体を通してではなく自分の目で見た災害現場の悲惨さに大袈裟でなく涙が出そうになりました。水没したラインが生々しく残ってるブロック塀や壁、ラインから下の壁は落ちていました、山のように積み上げられた冷蔵庫、洗濯機、バイク・・・潮と消毒とあらゆるゴミの入り混じった空気、室内にまだ水がたまっている車、道端に無造作に投げ出されている思い出が詰まっているであろう品々・・・・空調の効いた快適な室内でリラックスしながら見たり聞いたり読んだりする災害の情報、確かに悲惨さに心が苦しくなりますが現実感のないところでの気持ちがどこかにあった自分を責めたい気持ちにもなりました。そして復興に少しでも役立てる立場、消防団にいる自分の役割とありがたさを再認識しました。被災地の皆さん、がんばれという安易な言葉はかけ難いですが、心を折らずに粘り強く乗り越えていただくのを祈るばかりです。ものすごく微力な力ですが私は明日も現地に行きます、市の局員が支給してくれる500mlの水を片手に!
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